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日志


2月23日

Don't give me wrong!

Give という単語を使った表現は多いが、どちらかというと、カジュアルな会話で使われることが多いようだ。イギリスに住むようになってから覚えた表現としてはこんな例がある。

 

  • Give me a shout. = 声をかけて。呼んで。

使用例: Give me a shout when you go out. 

 

  • Give me a ring. = 電話して。指輪ではない。Give me a call も通じるが、ring がよりイギリス的。

  •  Give me a lift. = 車に乗せて。アメリカだと Give me a ride. となる。

  •  Don’t give me wrong.  = 誤解しないでくれ。これは、まず教科書には出てこないが、やはりよく使われる便利な表現。

  

以上、英国ネイティブっぽいこなれたカジュアル表現ということで、使ってみてください。

1月12日

いや、まじめな話・・・

"Not being funny"
 
「いや、まじめな話・・・」といって話を切り出すことがあるが、どう英語で表現するのか、日本にいる時はぴんとこなかったのだが、イギリスに来てからしょっちゅう耳にする表現がこれ。funnyが面白おかしい、ふざけたという意味だから、直訳すれば「冗談ではなく」となる。 Not being funny, you should do it.  などと、必ず文頭に持ってくる。
 
私の友人が口癖のように使うのだが、世の中一般的に使われるのか、あまり自信がなかった。しかし最近ラジオのCMなどでも耳にするにおよび、よく使われる慣用句なのだと確信した次第。文法的に言えば、分詞構文ということになる。
 
同様の意味を表すのであれば、"On a serious level," なんていう表現もあるし、もっと単純に、"Seriously," の副詞一語でも同じ意味になる。
 
 
話は戻って分詞構文、便利なので日常的に様々な場面で使われるが、もう一つ慣用句的に使われるのが
 
"Having said that, ~"
 
という表現。「そうは言っても~」「(仮に)そうだとしても」といった意味だが、これもちょくちょく耳にする、覚えておくと便利な表現だ。
 
 
1月9日

英語で相槌

人に同意する時、様々な言い方があるが、英語の場合どんなあいづちの打ち方があるか、考えてみた。

 

Absolutely. (日本人にはやや発音しずらい)

Exactly.

Definitely.

Couldn’t be better

I can’t agree with you more.

これらは強い同意を表す。

 

より普通の同意では:

Why not?

Surely.

Certainly.(イギリス的。気取って聞こえる。ヒュー・グラントのせりふに多いような気がする。)

I’ll say. (アメリカ的か。イギリスでは聞かない)

 

など。ちょっとひねったところでは、

Fair enough いい訳が思いつかないが「理にかなっている」とかそんな感じ。)

No doubtとか、もっとカジュアルにOne hundred percent! なんていう言い方も耳にする。今思いつくのはこれくらいだが、これだけ覚えていれば、同意する時に同じ単語ばかり繰り返さなくてもよいので、バリエーションができる。

 

ひとつ追加:You bet. これはアメリカ人が比較的よく使う表現。

 

 

他にもあればコメント下さい。

 

1月5日

子供番組の英語

うちは子供が二人いるので、どこの国にいても子供向けのTV番組をよく見るのだが、そうしてみるとどこの国でも、子供向けTV番組はアメリカとイギリスのものが圧倒的に多いと感じる。うちの娘がこれまでハマった番組をいくつか挙げると:

 

アメリカの番組

Sponge Bob Square Pants

Blue’s Clues

Power Puff Girls

 

イギリスの番組

Thomas the Tank Engine (きかんしゃトーマス)

Teletubbies

Bob the Builder

 

など。どれも英米どちらでも高い人気を持っており、日本や他の欧米諸国でも放映されている。興味深いのは、特に幼児向け番組では、アメリカとイギリスで英語の吹き替えがされていることだ。Blue’s Clues では登場する主人公の白人のお兄さん(実写)がイギリス版ではブリティッシュ・アクセントの黒人お兄さんになる。同じ幼児向けのテレタビーズでもアメリカ版は吹き替えがされている。同じ英語なのに、どうしてだろうと思ったが、やはり子供には自国のアクセントの英語を聞かせたいということなのだろうか。

 

ちなみに、きかんしゃトーマスの英国版ではあのリンゴ・スターがナレーター兼声優を務めている。
11月3日

Realize --> Realise

久しぶりに英語の話を。
 
realize, organize, stabilize のように綴るのはアメリカ式。イギリス英語では末尾のzeは必ずseと綴る。よってrealise, organise, stabilise がイギリスでは正しい。
 
MicrosoftのWordなどではスペルチェック機能がついていて、イギリス式で綴ると間違っているよとわざわざ教えてくれる。スペルチェックをイギリス英語に切り替えることもできるのだが、デフォルトがアメリカ英語なので、気づかずにそのまま使っているイギリス人も多く、「Microsoftの製品はアメリカ英語でスペルチェックをかけるから嫌いだ」、などと言う人もいる。
 
イギリス人にすればイギリス式が元祖であり、アメリカ式こそ間違っているのだという意識があるのだ。日本ではアメリカ式を教わるので、たいていの日本人はイギリス人にメールする時も無頓着にアメリカ式で綴ってくる。もちろんそんなことにめくじらを立てるイギリス人はいないと思うが、日本人がアメリカ英語を学習してくることを、内心あまり面白く思っていないのではないだろうかと想像する。だから逆に organisation と、イギリス式で書いてあげれば、「お、こいつイギリス英語を知っているな」と少し親近感を持たれるのではないだろうか。
10月5日

Engrish

www.engrish.comというサイトがある。日本での英語の誤用を見つけては笑い飛ばすという趣旨のサイトだ。Engrishというつづり違いもLRを取り違える日本人の英語をもじっている。今日、ドイツでの会議の休み時間に隣のルクセンブルグ人がPCの画面を見てくすくす笑っていたので、覗いたらこのサイトを見ていたのだ。

 

このサイトのことは数年前から知っていた。見ると確かに笑ってしまうのだが、日本人としては馬鹿にされている感じもして複雑な気分だった。そのルクセンブルグ人にそう言うと、彼はルクセンブルグでの話をしてくれた。ルクセンブルグではドイツ語、フランス語、ルクセンブルグ語が公用語なので表示や説明書などがこれらの言語で併記されているが、フランス語の誤用がよく目に付くそうだ。中にはひどいものもあるらしい。ルクセンブルグ人でもフランス語があまり得意ではない人がいるため、こういうことが起こる。ヨーロッパの言語同士でもそうなのだから、日本語と英語であればこうした間違いもしょうがないなと少し気が楽になった次第。

 

下の写真はengrish.comから。

 

10月2日

「残念」という意味の英単語

「残念だな」と英語で言いたいとき、どういう単語を皆さんは使うだろう。
 
人が亡くなるなど悲しみのニュアンスが強いときは Sorry, regret, pity, sadなどを使うが、これほど悲しみが強くない場合、たとえば「天気が悪くて残念だ」とか、「その場にいれなくて残念だ」といった場合にイギリス人がよく使うのが、"shame"である。
 
この単語、英和辞書で調べても「恥」という意味がメインで出てくるので、「残念」という意味ではぴんとこないが、実際にはよく使われる。私がこの表現を知ったのは、留学のため会社を離れる私に当時のイギリス人上司が、"It's a shame that you leave us."と言ったのが最初である。最初聞いたとき、「私がいなくなるのが恥なのだろうか」と少し悩んだほど戸惑った。
 
人事異動の季節である。わが社でも現地採用の社員を含めていくつか動きがあった。
「もっと一緒に働きたかったのに残念だ」というニュアンスでshameという単語をちょくちょく耳にする今日この頃である。
 
こういう、ネイティブスピーカーが日常良く使うけれども、日本の辞書に載っているのとは意味やニュアンスが違う英単語、他にもあればコメントください。
8月19日

Text me

日本だと携帯電話でのメールは当たり前のようだが(実は私はi-modeなど、携帯メール、ブラウザは使ったことがない)、ヨーロッパではいまだSMSが主流だ。SMSとはShort Message Serviceの略で、携帯電話間でテキストメッセージをやりとりするもの。90年代の携帯電話普及時からあるサービスで、GSM方式の電話には標準装備されている。(GSM方式とは欧州発で現在の世界標準である第2世代、2.5世代の携帯電話の方式で、日本以外の世界中で通じる。)
 
SMSではIPアドレスなどは割り振られていないので、PCとはメールのやり取りができないという難点はあるが、SMSはシンプルかつ、古い携帯にも搭載されている機能なので、こちらでは誰もがよく使っている。
 
というわけで、それにまつわる単語も生まれている。たとえば、最近のイギリスでは、SMSでメッセージを送るという意味で" text" という単語を動詞として使う。
 
"Please text me your number." といった具合にtextを動詞として使うのがポイント。ラジオ番組のクイズキャンペーンなどでも" Text me your answer." などどDJが言っているのをよく耳にする。
 
 
8月3日

フォニックス(Phonics)~英語学習法

英米の学校で最も基本的な国語(英語)学習法としてフォニックスPhonicsという学習法がある。単語のつづりと発音を結びつけるもので、発音を聞いてそれをスペリングしたり、逆にスペルを見て発音してみたりする。こうすることにより、音と文字が結びつき、本などが読めるようになるというもの。「日本語で言えばあいうえおの文字を覚えるようなものだ」と解説していることもあるが、私はどちらかと言うと漢字の書き取りに近いのではと考えている。

 

娘は今6歳で小学校一年生だが、このPhonicsを毎日学校でやっているようだ。具体的には、似たような発音の単語を並べて、それをつづらせてみる。彼女のノートを見るとこんな単語が並んでいる。

 

rattle, battle, snuggle, juggle, turtle, tickle, chuckle, buckle, raffle, apple, able, table

 

すべて末尾にleがつき、音の感じが似ている。音として聞いて、スペルできるように訓練する。ちなみに学校では毎週、先生の発音を聞いてそれを書き取らせるスペリングテストがあるので、上の単語はすべて音を聞いただけで書けるようにならなければならない。単語は毎週違うものが出題される。今週はwhで始まる単語、来週はchで始まる単語といった感じだ。

 

このphonics、日本でも最近英語塾などで採用しているようだ。ただしこの学習方法、英語どっぷりの環境だからこそ効果的ともいえる。たとえば上に挙げた単語、共通の音が入っているだけで意味には一貫性はない。つまり、普段からシャワーのように降り注ぐ単語をスペリングできるようにすることが目的であり、そうすることで今度文章を見たときに、スペルから音を再生でき、文が読めるようになるという仕組み。

 

これ、普段から英語をシャワーのように浴びるわけではなく、必要なボキャブラリーも限られる日本人にとってはやや遠回りな学習方法かもしれない。

6月17日

Touch Wood

「~がこんなにうまくいってるんだ」とか、「今こんなに幸せなんだ」、といったことを得意気に話すとき、イギリス人はよく"Touch wood"と言いながら指で机の木の部分などをたたく仕草をする。 前から気になっていたのだが、聞くとこれは一種の魔よけらしい。

つまり、幸せな話とか自慢話を聞きつけた魔物が、それに嫉妬して幸運を奪いに来るのだが、木をたたくとそれが防げるのだ。ちなみにアメリカ英語ではこれを"Knock on wood"という言い方をする。この表現、古い映画のタイトルになったり、古いソウルの曲名にも使われているので、アメリカでもポピュラーな表現なのだろう。英語圏以外のヨーロッパでも似たような表現があるのではないだろうか。

 

 

6月16日

マザーグース

中学の英語の授業で、マザーグースの詩をいくつも丸暗記させられたことがある。"Humpty Dumpty"とか、"Hickory Dickory Dock"とか、英語のリズムを身に付けるためだと思うが、当時は妙な事を憶えさせるなあと思っていた。実際、ビジネスでマザーグースが役に立ったことはない。

 

しかし、いざ子持ちで英語圏に住むと、とたんにこれが頻繁に登場するようになった。子供が英語を習得する過程において、英語をリズムや歌として憶えることはとても重要で、マザーグースはそのスタンダードなのである。日本でこれにそのまま当てはまるものは思いつかないが、あえて言えば童謡と昔話を一緒にした感じだろうか。しかも寓意に満ちている。イギリス人やアメリカ人の心の中に刷り込まれているそのフレーズは、われわれ外国人があまり気づかないところで使われていたりする。

 

たとえば、私が中高生だったころはやった曲に、Power Station(故ロバート・パーマー+Duran Duranの元メンバーで構成)の"Some Like It Hot"というヒット曲があったが、このタイトルはマザーグースからの転用だろう。あと、Ray Parker Jr. の"Jack and Jill"という名曲もマザーグースをもじったタイトルだ。こういった例は他にもあるのではないだろうか。

 

マザーグースの絵本やCDなどはたくさん売られているが、個人的にとても気に入っているのが、Charles Addamsが絵を描いたこれ。

アメリカのバーンズ・アンド・ノーブルで安売りしているのを偶然見つけたのだが、あの怪奇漫画「アダムスファミリー」の作者が書いただけあって、絵が不気味かつユーモラス。ブラックユーモアあふれるその絵は、マザーグースの持つ寓意性をよくあらわしており、巷の人畜無害な普通の絵本とは一線を画している。

 

追記:その後、思い出したが、私の大好きなTOTOの曲、"Georgy Porgy"もそのままマザーグースからだ。

6月11日

アイルランドの英語

今日はダブリンからアイルランド人二名の来客があり、ランチをはさんでのプレゼンと会議。 たまたま、昨日、今日と連日のプレゼンだったが、英語のアドリブでの表現力をもっと鍛えねばと感じた。

アイルランド人の英語は "r" の巻き舌を強く発音するので、アメリカ英語にやや近いと聞いたことがあるが、果たしてその通り、音節が途切れずに滑らかにつながる、アメリカ英語に近い発音が聞けた。

ただ、"month"を発音するときに「マンス」ではなく、「モンス」と発音するなど、ちょっと聞きなれない訛りもちらほら。こうした微妙な訛りはちょっと慣れが必要。

なお、アイルランド人はゲール語 "gaelic" という独自の言語を持っているのだが、これは小学生の間だけ習うそうだ。その後はめったに使わないので、大人になると結構忘れてしまうとのこと。消え行く言語の現実である。

 

今日のイギリス英語

reckon = 「思う」 "think"と同じように使うが、"think" が「考える」というニュアンスがあるのに対し、こちらはやや軽めに、「~だと思うんだけど」といった感じで使う。イギリスではよく聞く表現。

5月14日

スコットランド訛り

スコットランド人は訛りが強いとよく言われる。確かに、独特のアクセントがあって、それは空港のアナウンスでさえ明らかに分かる。イギリス人によれば、特に訛りがきついのはグラスゴーで、そこから数十キロしか離れていないエディンバラはさほどでもないとのこと。

私は数年前、グラスゴーの人たちと仕事をしたことがあるのだが、実際、その訛りには悩まされたものだ。何しろ、"How is weather like in London?" さえ、聞き取れずに何度も聞き返さなければならなかったし、またあるときは「あなた何歳?」と聞かれたのが分からなかったこともある。なぜなら相手は"How old are you?"ではなく"How years are you?"と聞いてきたのだ。アクセントが耳慣れない上、こんな文章は私の頭にはインプットされていないので、まったく予期できなかった。

というわけで、彼らとは天気の話もできなければ、年齢を聞かれても分からないほど。仕事などまともに意思疎通などできるわけがない。グラスゴーとロンドンとで電話会議などもトライしたことがあるが、面と向かっても分からないのに、電話会議などで理解するのはさらに不可能だった。

 

今日のイギリス英語

rabbit = おしゃべり。 "You have more rabbits than Sainsbury's. " 「あなた、セインズベリーよりウサギをたくさん飼っているんだね。」= 「非常におしゃべりだ」となる。セインズベリーはイギリスではどこにでもあるスーパーマーケット。かつてはウサギ肉は貧しい階級の食べ物とされ、セインズベリーでたくさん売っていた、というところから来た表現。

5月11日

フランス訛り

今日はフランスから客人があり、午後半日ミーティング、夜はイギリス人二人、客のフランス人と私とでインド料理店で会食となった。

フランス人の彼女、英語はかなり流暢だが、フランス訛りが時々顔を出す。フランス人の英語で特徴的なのは文頭のHを発音しないこと。Hotel はオテルだし、Holidayはオリデイとなる。日本語で「あ~あ」という間投詞は彼女に言わせれば「うらら」となる。"In France, ~"(「フランスではこうなのよ」)を連発するところも、フランスは他と違うんだと強く意識しているフランス人らしい。

話題は先週の英国議会の総選挙の話から、チャールズ皇太子の再婚、ダイアナ妃の事故の話、サッカーの話、日本の話、EU憲法のフランスでの国民投票の話など多岐にわたったが、その中で印象に残ったのが、2012年のオリンピックの候補地について。ニューヨークやマドリッドなど有力候補地を抑えて、目下ロンドンとパリが最終選考に残っており、7月の最終決定に向けてどちらも誘致に必死。パリに行ってもロンドンに行っても"2012 OLYMPIC"という看板がやたら目に付く。よそ者の私にとっては、そもそも2012年にはヨーロッパにいないだろうと思うとあまり関心はわかないが、こちらではかなり盛り上がっている様子。その彼らの関心の高さ、私たち日本人との温度差が印象的だった。

明日は午後からスコットランドのエディンバラに泊りがけの出張。とても美しい街なので少し楽しみだ。

 

今日のイギリス英語

No worries = 文字通り、「心配ない」の意味。なぜかNo worryではなく、 No worries となる。オーストラリア人も連発する表現のようだが、アメリカではあまり使われない。

5月10日

欧州共通語としての英語

先週ドイツに出張してミーティングを行ったが、そのときのメンバーの国籍が見事にばらばらだった。

  • ドイツ人2名
  • デンマーク人
  • フランス人
  • 日本人

という5名で、このうち、デンマーク人はドイツ語が流暢だが、私とフランス人女性のドイツ語はビジネスレベルに達していないので、会議は英語で行われた。考えてみれば、そこには英語を母国語とするイギリス人も、アメリカ人も、オーストラリア人もいない。全員が第二外国語、もしくは第三外国語として英語を使い、お互いコミュニケートする。

ヨーロッパ大陸に住んでいると、英語を母国語とするのは世界の一部の人だけであり、英語は必ずしも世界標準ではないのだと思い知らされることも多いのだが、いざこうして国籍がばらばらの人たちが集まると、英語しか選択肢がなくなる。そのあたりに英語の強さ、普遍性を感じるのである。

 

今日のイギリス英語

Her Majesty = 女王陛下。

4月29日

To be fair

イギリス人と普段話していてよく耳にするフレーズがある。それは"To be fair"というフレーズだ。日本語では「公平に言えば」「フェアな立場から見て」という意味で、文の頭において使われる。

 

"He failed to achieve the target. To be fair with him, however, he hasn't got enough manpower."

「彼は目標を達成できなかったけど、フェアな立場から見て、彼は人手が足りてないよ。」

 

といった感じで、結果がでなかった人をかばうような時に使う。仕事だけでなく、もっとくだけた会話でも使われる。

 

イギリス人は"Fairness"(フェアであること)を重んじる国民だ。物事を公平に見ることが美徳とされるところがあり、そうした心の動きが人々に"To be fair"をよく使わせるのではないだろうか。 このフレーズを使うと、確かに自分が冷静で公正になるような気がするから不思議だ。 

4月27日

What's up?

元気?と声をかけるとき、英語では "How are you?"と言うのは常識だが、実際には様々なバリエーションがある。アメリカで普段よく耳にしたのは "What's up?"という表現。カジュアルな表現なので、ビジネスでは使わないが、友人同士ではよく使われる。

ところが、この"What's up?"、イギリスではまず耳にしない。イギリスでこれにあたる表現はなんだろうと考えてみたが、一番近いのは"Are you all right?"だろうか。オフィスなどでもよく知った者同士が朝声をかけ合う時によく耳にする。非常に簡単な文なので、これがイギリスだけで使われる表現ということはないだろうが、少なくともアメリカよりもイギリスでより頻繁に耳にすることは間違いない。

 

 

3月30日

イギリス英語の特徴

アメリカ英語に比して、イギリス英語で特徴的なのは以下のような点だ(と普段感じている)。

 

付加疑問(Tag question)の多用

これはもうイギリスではそこら中で耳にする。It’s very cold, isn’t it? という具合に語尾に疑問をつけることで「~だよね」とやわらかめのニュアンスを出す。アメリカに比べて多いように感じるのは、控えめなイギリス人の国民性の表れだろうか。won’t you?とかain’t I ? などを使いこなせればかなりのもの。

 

Could, Wouldの多用

Could you~? Would you mind ~ing? など、お願いする時に丁寧な表現を使う。Would it be possible that ~? (~できますか?)など、アメリカなら馬鹿丁寧に聞こえる表現をイギリスでは普通に使う。

 

時間の表現

イギリスでは10:15Ten fifteenとはあまり言わない。A quarter past tenだ。Five to five (55分前)などと言われると一瞬何時だかすっと入ってこないことが多い。ドイツ語などもこの時間表現を多用するところを見ると西ヨーロッパに共通なのかも知れない。

 

Rの発音で巻き舌を使わない

アメリカ人がRを発音するときに強く舌を巻くというのはよく知られている通り。イギリスではRはさらっと発音する方が上品に聞こえる。ブッシュ大統領とブレア首相の演説を比べれば歴然。アイリッシュのRの発音はちょうどイギリスとアメリカの中間なのだそうだ。

 

しゃべり方でその人の社会階層が分かる

イギリスでは労働者階級と上流階級で話す英語がはっきり異なる。アメリカでももちろん違いはあるのだが、アメリカはむしろ人種間の違いが大きいように思う。

 

ほかにもいろいろあるだろうがとりあえず今日はここまで。

 

3月23日

語学の天才

ヨーロッパではマルチリンガルの人は珍しくない。3、4カ国語話せる人はよくいる。(ただしイギリスではバイリンガルも多くないが。)実際、ヨーロッパの言語はほとんどが共通のアルファベットを使うし、単語などの語源もラテン語で同根だったりするので、似通っていることが多く、たとえばフランス語、イタリア語、スペイン語など(ラテン語系)はお互い垣根が低いようだ。

 

ところが、その中でもやはり突出した人はいるもので、これまでの私の知り合いには三人つわものがいる。

 

一人はイギリス在住の30歳過ぎのフランス人女性で、彼女は私の知る限りで9ヶ国語を話し、書くことができる。主要なヨーロッパ言語はもちろん、すごいのはその中に日本語とロシア語が入っていることだ。日本に5年間滞在したことがあり、日本語の会話はもちろん、漢字の読み書きまである程度のレベルまで達していた。彼女が「堅牢」という漢字を紙に書いて私にどういう意味か聞いてきたときはさすがにたまげた。彼女はさらに中国語をマスターしたいと勉強していた。

 

もう一人は30歳台半ばのドイツ在住のフランス人・ドイツ人のハーフで、3年の日本滞在経験があり、英仏独スペイン語+日本語を操る。漢字もかなり読める。奥さんはスペイン人で、やはり日本語が流暢。まだ幼い子供が二人いるが、自宅では父親とはドイツ語、母親とはスペイン語で会話をする。ドイツに住みながらフランス人幼稚園に通っているので、友達とはフランス語だ。夫婦の会話はスペイン語かフランス語だそうだが、子供に聞かれたくない話しをするときは日本語で会話をすることもあると言うつわもの。

 

もう一人は20台後半の女性。イギリス在住だが南アフリカ育ちのオランダ人で、オランダ語、英語以外に、アフリカーンスやズールー語などアフリカの言葉を数種類話せることができ、彼女いわく6ヶ国語が話せるという。なんといってもブッシュマンのニカウさんの話す言葉が理解できるというのだから驚きだ。

 

あと、私は直接知らないが私の勤める会社にはかつて、日本人だが幼少時をイタリアで過ごし、イタリア語、英語はもちろんポーランド語などを含めて7ヶ国語を操る語学の達人がいたそうだ。日本人でも幼少時の環境や才能、その後の努力でそこまで到達できるということか。

3月22日

道を示す呼び名は英語では様々なバリエーションがある。思いつくままに挙げてみた。

Road  

Way

Street

Avenue

Boulevard

 

このあたりは最もポピュラーな呼び名。

ちょっと小さい道になると…

Path (footpath)

Lane

Alley

Drive

Pavement

 

などか。

 

さらに道が特殊な形をしている場合、

Cross

Crescent (三日月のように曲がっている道)

Close

Cul de sac

この二つはどちらも行き止まりの道の呼称。

Cul de sacという表現はイギリスの不動産の案内によく出てくる。つまり、行き止まりだから車が通り抜けず、安全で静かという宣伝文句になる。個人的にはCrescentという表現が詩的で気に入っている。

 

探せば他にもありそうだが、いかがでしょう。